Quiccaサーバーへのインストール検証
この情報は古いため、サービスが終了していたり、手順が少し変わっていたりする可能性があります。ご了承いただけますと幸いです。
さて。格安サーバーへのインストール検証、記念すべき第一回目です。今回は Quicca レンタルサーバー・エントリープランへ、インストール検証を行いました。
サーバーの契約から設定まではこちらを参照してください。以下にインストール手順を記載しておきますので、今後Quiccaサーバーをご検討されている方の、ご参考になればうれしく思います。
- SOYCMS
- 格安レンタルサーバー
- Date:2013/01/16
1、SOYCMS SQLite版を用意する
エントリープランではMYSQLが使用できないので、SQLite版のSOYCMS 最新の1.4.0bをインストールすることにしました。
こちら から最新版のSOYCMSをダウンロードします。インストーラーなし版がいいですね。
ダウンロードしたファイル(soycms_1.4.0b_sqlite.zip)を解凍すると、下記の5つのディレクトリが現れます。任意のわかりやすい場所に保存しておいてください。
- soycms
- admin
- app
- common
- licence
2016/10/09現在
公式サイトでの最新版は1.8.12。より開発が進み、使いやすくなったSOYCMSを試されたい場合は 脱・植物のミカタ SOYCMS/SOYShop開発 さまのページよりダウンロード出来ます。
→ SOYCMSとSOYShopの最新版ダウンロード先に関するお知らせ
※ダウンロードファイルの解凍には、+Lhacaをお勧めします。( Lhaplus、その他では失敗するようです)
3、QuiccaのFTP接続情報を確認する
QuiccaサーバーのFTP情報を確認します。
アカウント作成時に送られてきたメール、またはQuiccaサーバーの管理画面にて確認できます。
4、FTPでサーバーにSOYCMSをアップロードする
ここでは、WinSCPというFTPソフトを使用してアップロードする手順をご紹介します。
WinSCPのダウンロードと詳しい設定方法については、こちら をご覧ください。
以下、WinSCPを起動、サーバーに接続した状態から説明をはじめます。
上記ヘルプページ通りにWinSCPの設定を行い、Quiccaサーバーに接続するとサーバー側にはpublic_html内が表示されています。その中に、先日作成した独自ドメインのフォルダ(ディレクトリ)がありますね。ここをクリックしてディレクトリ内に入りましょう。↓
フォルダ(ディレクトリ)内に入り、先日、独自ドメインの設定を行った際に作成したindex.htmlが確認できたら、サーバー内で右クリックをして新しいフォルダ(ディレクトリ)を作成します。
これは、SOYCMSをインストールするディレクトリになりますので、私はsoy_cmsとしました。(わかりやすいように“soy_cms”としましたが、第三者から予測されない名前にした方がより安全です)↓
早速、新しく作成したディレクトリにSOYCMSをアップロードしていきましょう。↓
アップロードに少々時間がかかりますが、忍耐強く待ちます........ すると、
これで、サーバーへのアップロードは完了です!
5、ブラウザからSOYCMSの設定をする
無事にSOYCMSのインストールができました。あとはブラウザからSOYCMSの管理画面にアクセスし、設定をしていきます。まずは、管理画面が表示されるか確認してみましょう。
ブラウザで http://独自ドメイン/soy_cms/admin/ にアクセスします。
こんな画面が表示されましたか? さっそく初期管理者のIDをパスワードを設定しましょう。パスワードは絶対忘れないようにしてください。(パスワードを忘れてしまうと、今のところ変更するしか方法がないようなので注意してください)↓
設定したIDとパスワードでSOYCMSにログインします。すると下の画像のような表示になると思います。まず、検証の為にサイトを1つ作成してみます。↓
サイトIDとサイト名を決めましょう。
作成したサイトには、http://独自ドメイン/サイトID/ でアクセスできるようになります。
ページ作成がまだなので“404 not found”と表示されますが、それでOKです。
次に http://独自ドメイン/サイトID/ を http://独自ドメイン/ のみでアクセスできるよう、
サイトルート設定を実行します。↓
先ほど作成したサイトIDの入ったURLの上に、独自ドメインのみのURLが表示されていると思います。これで、どちらのURLからでも同じサイトが表示されるようになりました。
早速ログインして新しいページを作成してみましょう!↓
今回は検証のみのため、サイト構成ができることが確認出来ればよいので、サンプルデータを使ってページを作成してみたいと思います。↓
下の画像のように、サンプルサイトのページ一覧が表示されればOKです。↓
ブラウザから http://独自ドメイン/ にアクセスして、確認してみましょう。サンプルサイト「おまめ商事」が表示されれば、QuiccaサーバーへのSOYCMSインストール検証は成功です!↓
あと、http://独自ドメイン/サイトID/ でも http://独自ドメイン/ でもアクセスできてしまう事が気になる方は、http://独自ドメイン/サイトID/ からのアクセスを http://独自ドメイン/ にリダイレクトさせてしまいましょう。
public_html/独自ドメインディレクトリ/ の中にある .htaccessに、下記の一文を追加してください。
以上で、Quiccaサーバーへのインストールは完了です!
結果は.......すっきりと、インストールOKでしたね^
もちろん、APPやラグインを使用してみたわけでもないので、細かい部分での不具合は確認できていません。でも実際に簡単なサンプルも動いていますし、ブログの作成や記事作成もちゃんと出来ましたので、ふつうに使用する分には問題ないと思いました。
ただ、Quiccaサーバーは allow_url_fopen=off なので、管理画面にSOYCMSの更新情報を表示させるプラグインは、使えません。↓
on にしようとphp.ini や .htaccessを設置してみたりしたのですが、管理画面へのログインができなくなってしまうのであきらめました; 何か違うのかなぁ。。
そういえば、allow_url_fopen=off だと "twitterつぶやきプラグイン"も使えないかもしれません。
このあたりに目をつぶれば成功と言えそうです。